皆さんは「Quiet quitting(静かな退職)」と言う言葉はご存知だろうか。
Z世代を中心にトレンドとなっている言葉で「必要以上に働かない」という考え方です。
- 残業を一切しない
- 期待以上の成果を目指さない
- 与えられた業務以外をしない
つまり「職場にはいるけど退職しているのと変わらない状態」のようなものです。
自分
ただ成果物は最低限出すからクビにすることも出来ず、経営者からするとガチギレ案件ですね。
そこで今回は以下についてまとめたいと思います!
- 「静かな退職」の考え方
- 【誰が悪い】Z世代から見た「静かな退職」の印象
仕事に対する考え方が変化してきています。
その点も踏まえ、詳しく解説します!
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「静かな退職」の考え方
「静かな退職」の根底にあるのは「ワーク・ライフ・バランス」の考えを持つ人が増えてきているからです。
- 仕事とプライベートを明確に線引きする人が増えた
- Z世代はコスパの観点から出世意欲が低い
- 稼ぐ手段がいくらでもある
原因としては「オーバーワーク」や「ストレス」や「不満の蓄積」などがあり、会社への不満が爆発した際に「もういいや・・・」と見切りを付ける人が一定数います。
つまりモチベーションが下がり「会社を良くしたい」と言う思想が無くなります。
「必要最小限の仕事だけして副業しよう」などが良い例ですね。
必要以上に仕事をしないだけで、仕事はしっかり行うので「気づくのは不可能に近い」のが現実です。
会社としても「気づけない」からケアも出来ないし、成果もあるからどうすることも出来ない訳です。
「静かな退職」の言葉が出たのが最近なだけで、昔から一定数いたと考えられています。
【誰が悪い】Z世代から見た「静かな退職」の印象
私は「静かな退職」は妥当な結果で、原因は「会社」にあると思っています。
「社員に還元しなくなった会社」と「収入を増やす打開策が会社に無いと感じた若者」で深い溝を作ってしまったことがこの「静かな退職」の原因ではないでしょうか。
実際会社にはモチベーションが下がる要因が多すぎるからです。
- 給料面
- 業務内容
- 勤務時間
- 制度などの不満
- 人間関係
社員に投資が出来ていない時点で見切られるのは当たり前ではないでしょうか。
残念ながら「社員が大切にされてない」と感じた瞬間には手遅れです。
もちろん個人の判断なので「正解・不正解」はありません。
金銭面で余裕が無い若者が多い反面、給料アップの打開策が「会社には無い」ことも多いです。
また現在は「リモートワークの普及」のおかげで副業ブームが起きています。
金銭面で余裕が無い若者が「趣味がお金になる」と気づいたからこそ、副業に専念するため「静かな退職」を選択する人が増えてきています。
若い世代を冷遇した結果が「静かな退職」であって、当然の結果であると思っています。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました!
今回は「静かな退職」についてZ世代目線での解説でした。
このままでは会社は「副業で成功するまでの資金基盤を作る場所」になりそうですね。
当たり前ですが「自分を大切にしてくれない会社」の為に頑張って仕事なんてするわけないですからね。
今後も働き方はどんどん進化しそうです。
以上、ありがとうございました!